海原地震(1920年・中国)
記事更新日: 2026-10-18
概要
1920年12月16日、中国の海原周辺を襲った大地震。建物の倒壊に加え、黄土が堆積した地域で大規模な地すべりが相次ぎました。揺れと斜面崩壊が重なった災害として、地盤と住まいの安全を一緒に考える事例です。
被害の状況
USGSは海原県や固原県で多数の犠牲者が出たこと、隆徳・会寧などで家屋がほぼ全壊したことを記載しています。歴史資料の死者数や地震規模には推計差があり、ここでは単一の死者数を確定値として掲載していません。
被害数値は掲載資料の集計時点・対象範囲による記録です。推計を含み、後の公表で変わる場合があります。
原因・背景
震源域は現在の寧夏に位置し、当時の行政区分に由来して甘粛地震とも呼ばれます。USGSの歴史解説は広い範囲の地割れや地すべり、河川のせき止めを記録しています。建物だけでなく、集落の立地する地形も被害を左右しました。
📖この災害が残した教訓
- 1
建物の耐震性と周囲の斜面の安全性は、別々に確認する必要がある。
- 2
地震後には崩落や河川のせき止めなど、揺れ以外の危険も残る。
- 3
避難先だけでなく、そこへ至る道路や谷沿いの経路も点検する。
- 4
歴史災害の人数は、当時の調査範囲や推計方法を確認して読む。
✅今日からできる備え
自宅と通学・通勤路の土砂災害ハザードマップを確認する。
家具を固定し、寝る場所の近くに倒れやすい物を置かない。
揺れている間は落下物から頭を守り、慌てて屋外に飛び出さない。
揺れが収まっても崩れた斜面や損傷した建物に近づかない。
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