北海道胆振東部地震(2018年)
2018 Hokkaido Eastern Iburi Earthquake
💰 経済的損失: 約3,800億円(農林水産被害含む)
概要
2018年9月6日午前3時7分、北海道胆振地方東部でM6.7の地震が発生。厚真町での大規模な土砂崩れで多くの方が犠牲となった。また北海道全域が停電(ブラックアウト)する前例のない大規模停電が発生し、現代インフラの脆弱性を露わにした。
被害の状況
死者・行方不明
43人
死者 43人
建物被害
全壊約462棟、半壊約1,570棟
厚真町吉野・幌里等で大規模な斜面崩壊が発生し、埋没した住宅の住民が多数犠牲となった。札幌市清田区では住宅地での液状化が広範囲に発生。全道約295万戸が停電するブラックアウトは、離島を除く日本全体での大規模停電としては初の事例。
ライフライン被害
全道ブラックアウトによる電力全停止。信号機停止・医療機関の自家発電への切り替え・コンビニの営業停止等が相次いだ。停電復旧には約45時間を要した。
原因・背景
胆振地方の内陸部を走る断層の活動による直下型地震。震源の深さは約37km。石狩平野の軟弱地盤上の液状化被害も広範囲に発生した。
当時の社会状況
地震発生時、北海道は台風21号の通過(9月4日)による被害対応の最中にあった。また厚真町は大規模な宅地造成が進んでいた地域で、急傾斜地の崩壊被害が集中した。北海道の電力は苫東厚真火力発電所に依存していたため、その停止が全道ブラックアウトを招いた。
📖この災害が残した教訓
- 1
電力の集中化(一発電所依存)は広域停電リスクを高める
- 2
ブラックアウトは信号機・通信・医療・食料調達等あらゆる都市機能を麻痺させる
- 3
宅地造成地・急傾斜地での土砂災害リスクを事前に把握する必要がある
- 4
液状化リスクのある地域での建物・インフラ対策の重要性
- 5
停電時の情報収集手段(ラジオ・モバイルバッテリー)を事前に確保しておく
- 6
災害時の電源確保は現代生活における最重要課題のひとつ
✅今日からできる備え
ポータブル電源またはポータブルバッテリーを備えておく
停電時でも情報収集できる電池式・手回し式ラジオを用意する
懐中電灯・LED ランタンを複数箇所に置いておく
自宅の地盤(液状化・土砂崩れリスク)をハザードマップで確認する
停電時でも使える熱源(カセットコンロ)を準備する
冷蔵庫・冷凍庫の中身を最低限の食品で維持するローリングストックを実践する
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出典・参考資料
- ▶内閣府 平成30年北海道胆振東部地震に係る被害状況等について
- ▶北海道 平成30年北海道胆振東部地震の記録
- ▶経済産業省 北海道電力ブラックアウト分析
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